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量が質を生む

みなさんは山本浩二という偉大なホームランバッターを知っていますか?
彼がまだ現役のころ、日南キャンプで一日中フリーバッティングを続けていました。
そして、もうバットを握る握力も残っていない。腕の力も入らない・・・。
となった時に何気なくバットを振ったところ、今までにないほどの飛距離でバックスタンドのはるか向こうに飛んでいったのだそうです。バットを握る力も残っていないのですよ。どうしてでしょう?
バットに当たった感触もすごくあっけないものだったそうです。
 
彼はほとんど力の入らない腕でもホームランが打てたことから、
上半身の力が入らなくても下半身がうまく使えればホームランを打てるのだということに気付いたといいます。
そして、この経験を通じて彼は球史に残るバッターとなりました。
 
みなさんと話していると、「勉強の仕方がよくわからない」という話をよく聞きます。
 
でも、そもそも勉強自体をどのくらいしているのでしょうか?
私の経験上、成績の良い子は特別な勉強の仕方をしているわけではありません。
というよりは、明光式自立学習のような誰でも実践できる勉強法をひたすらずっと続けられる生徒に多いと思います。
 
質はある程度の量をこなさないと生まれないのです。
みなさんも部活などで経験があるでしょう?
中学生になって始めた吹奏楽、テニス、ハンド…。
最初はなんにもできなかったのが、夏休み前頃にはなんとかくカタチになってくるという経験が。
これを「量質転化」といいます。
 
誰もが試行錯誤をしながら、繰り返し取り組む中でそれぞれのコツを掴んでいるのです。
ですから、みなさんも「量質転化」するまでこの冬休み頑張ってみましょう!
 

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