ブログ

  1. HOME
  2. 教室一覧
  3. 西岩国-教室のご案内
  4. ブログ一覧
  5. 一度脳内のアプリを終了させてみよう。

一度脳内のアプリを終了させてみよう。

成績が悪かったらどうしようとか考え始めると止まりませんよね。
プレッシャーで押しつぶされそうになります。
いろいろプレッシャーがかかると人間は誰でも不安になります。
不安な気持ちを感じるのは脳の扁桃体というところ。
プレッシャーがかかってくるとここがフル稼働してきます。
一方、物事を考えたり、推理したりするところは前頭前野といいます。
この扁桃体と前頭前野は隣り合っていて、扁桃体がフル稼働していると前頭前野にも影響してきて正常に作動しなくなるのだそうです。

テンパって失敗してしまったという経験のある人は脳みその中でこういうことが起こっていたのですね。
家のパソコンもたくさんのソフトを起動させているとフリーズします。
それと同じなのだそうです。
 
では、どうすればいいのでしょうか?
アメリカである実験が行われました。
定期テストの前に一枚の紙を渡します。
そして、「今から10分間あげるので、今の気持ちを好きなように書いてください。書かなくてもいい人は書かなくてもいいですよ。」という指示を出しました。
そうすると10分間黙々と書き出す人もいれば、ただぼーっと座っているだけの人もいました。
そうして行われたテストの成績は、書き出した人の平均が7点くらい良かったそうです!
なぜこんなにも差がついたのか?
実験をした科学者によると、自分の気持ちを書き出すことで、
例えて言えば、脳内の一つのアプリを終了させたのだそうです。
今の話で言えば扁桃体ですよね。
それによって、前頭前野が正常に作動するようにしているのだそうです。
 
これから高水生をを皮切りに本格的に中間テストが始まっていきます。
不安で押しつぶされそうになったら、自分の思っていることを何でもいいから吐き出してみましょう。
いらないアプリは終了させてしまいましょう。
きっと皆さんの脳がサクサク動くようになると思いますよ。